さすが晴れの特異日『文化の日』。
週間予報では雨かも、と言われていましたがすっきりとした秋晴れの一日でした。
東京ではキンモクセイが咲き終わり紅葉の早いハナミズキが色づいてきていますが、夏花壇代表のペンタスやニチニチ草、アサガオまでもがまだまだきれいに咲いていてやっぱり今年はちょっと変な感じがします。
秋らしくというご注文は、生花で表現するのはなかなか難しいもののひとつです。
この時期にしか出回らない花もありますが、受け取る方がそうと知らなければ秋のアピール効果はいまひとつですし、紅葉の枝は言ってみれば枯れる一歩手前と思うと使いにくい場合もあります。
落ち着いていてシックというのは地味なわけで。
贈り物には華やかさが出るよう色選びに気をつけています。
渋めのグリーンや茶色にオレンジ、紫、赤…とか。
梨、柿、ブドウ、りんご、ですね。私の思う秋色は実りの果実の色のようです。
あなたのイメージする秋は何色ですか。
花屋で短い秋を味わう色遊びはいかがですか。お待ちしております。