ときのはな いやめづらしも かくしこそ
めしあきらめめ あきたつごとに
大伴家持 万葉集4485
〈私訳〉
旬を迎えて咲く花のなんと美しいことか これほどであるなら
あの方もご覧になって 明るい気持ちになってくださるといい
秋がめぐってくるたびにそうなるといい
私たちは
季節を違えずに咲く花の美しさを楽しむだけでなく
そこに時間の流れを感じ、生命の不思議さに驚き
大切な人への想いを託してきました
身近に置いた花や緑がふと目に入るとき
ココロにちょっとした余裕をもらう
こんな花を眺める時間を
あの人も持ってくれたらいいな、と思いつく
そんな毎日のお手伝いをする
あなたの『いつものお花屋さん』になれれば
嬉しく思います