2月に入ってすぐ東京は雪が積もりました。
降り始めから主要道路の各所で予防的通行止めが行われました。
電車では台風の時などにある対応ですが道路では珍しいとは思いましたが、雪に慣れない東京ではやむを得ないかと、当店はピークの日は定休日ということもあり閉じこもってのんきに構えていました。
一方、市場では荷が集まらないという事態になり、また宅配網も滞り、日程を約束した仕事も多くあるなかいろいろと大変だったようです。
雪の予報は早くから出ていましたが、ここまでの大きな影響が出るとは予測していませんでした。
もし自分が仕事を抱えていたら何から手をつけたか、ひとりで冷静でいられたか、などと考えました。
対応に追われたご同業、関係者のみなさま、おつかれさまでした。
なにかあると『普段どおり』はあたり前ではないことに気がつきます。
いつも通っている場所で顔を合わせている人たちの様子を見て初めて、恥ずかしながらやっと、自分だったらと具体的に考えられました。
遠くの他人ごとではなく自分ならと捉えることの難しさを考える機会となった大雪でした。